ことり組▽ ちいさい子には やさしく part2
秋の雲が綺麗に見えた午前の空の下、今日は園庭に遊びに出たことり組。
ゆめ・にじ組の子達が先に遊んでいた中の子ども達の動きは、”使いたいもの”より”使ってないもの”を見つけ遊ぶ子、”使いたい物”を探し、誰かが使っていそうだけど、触って使おうとする子といて、先に遊び始めた前者の子はじっくり遊ぶ姿。後者の子は持っていこうとするも「ダメ」と断られたり、下の子だからか何も言わずに、そのまま貸してくれる子。自分が使っていたもので一緒に遊んでくれる子と、人それぞれの返しをもらって、どうにかしながら遊んでいました。
そんな中、どうしても使いたい物があるけど、あっちこっちも使ってあって自分が使いたい物で遊べない!となっている子が一人。抱っこしながら周りを見渡し探すも、みーんな使ってあって「誰か使ってるねぇ」と話している所に、ブランコに乗っていたにじ組(年中児)の子が「ブランコしてもいいよ!」と声をかけてくれて、差し出してくれました。「ありがとう」と言ってその子と一緒にブランコに乗ってしばらく遊ぶ事ができました。
誰かに言われたりした訳でもなく、状況を見て声を出してくれる子がすごいなぁと思うのと、このやり取りがこの先も繋がって、自然と”ちいさい子(自分と違う子)にはやさしく”を遊びの中の経験を通して育ってくれればと思いました。
遊びの中で自然に起きる異年齢の関わりのおもしろさに気づける午前でした。
※写真は外に出る前の散歩車に乗ってる子達。新しい園舎が外から見やすくなってきました。


